今年は原作者のトーべ・マリカ・ヤンソンの生誕100周年記念の年なので、
各地でいろいろな展示会やイベントが開催されます。
今回の展示会は、フィンランドのタンペレ市立美術館にトーベ・ヤンソン自身が
生前寄贈したムーミンの原画など200点あまりの作品を展示したムーミンの
原画展です。
「ムーミン谷の冬」習作
「ムーミンパパ海へいく」習作、1965年
「ムーミン谷の仲間たち」挿絵、1962年
(原画を展示している会場内は撮影禁止なので、本を撮ってます)
原画の他に、人形作家・谷口千代さんが制作した人形が名場面を再現する
ムーミン谷の立体模型(ジオラマ)も展示されていました。
物語のエピソードを思い出しながら、ずっと見ていたい作品でした。

モランとムーミンたち

トフスランとビフスラン
(こちらは撮影可)
私自身、ムーミンは子供のころにTVアニメで観ていたものの、ストーリーや内容は
大人になってから小説で知りました。さらっと読み流せば何て事ないお話なのですが、
何度読み返してもムーミンたちに教わる事がたくさんあります。
トーべ・ヤンソンはムーミンだけでなく、大人向けの小説も書いているので、
お好みであれば、一度手にとってみてください。
私が好きだった画はムーミンママです。
『MOOMIN!ムーミン展』 ←詳細はこちらをクリック!
5月6日(火)まで、松屋銀座8Fイベントスクエアで開催されています。
会場時間=午前10時から午後8時(最終日5時閉場)

ムーミントロール立像 制作年不詳